【SFC修行旅行編】3,4レグ in 稚内
前回は八丈島の旅行先をまとめましたが、今回は北海道の稚内についてまとめました!
2泊3日でまわりましたので、その内容を記載します。
↓前回の記事です。
今回の記事を読んでいただきたい人
今回の記事で伝えたいことを以下に簡単にまとめました。
- 稚内へ旅行したいけど、観光スポットを知りたい人
- 「SFC修行×旅行」で楽しみたい人
- きれいな写真を見たい人
稚内への行き方
稚内は日本最北端の地で北海道の先っちょに位置します。
なので、行き方は大きく、電車ルートと飛行機ルートがあります。
〇電車ルート
- 運航会社:JR北海道
- 料金:札幌~稚内 9,750円~14,750円 (2022/12/18時点)
- 本数:直通は1日1本(1往復)
他にも乗り継ぎルートがあります。 - 所要時間:5時間10分(直通)
5時間24分(乗り換えあり)
行き(北海道・札幌発稚内着)の電車の時刻表 (2022/12/18時点)
① 7:30発12:40着 (直通)
②12:00発17:13着 (旭川乗り換え)
③18:30発23:47着 (旭川乗り換え)
帰り(稚内発北海道・札幌着)の電車の時刻表 (2022/12/18時点)
① 6:36発11:25着 (旭川乗り換え)
②10:28発17:25着 (名寄・旭川乗り換え)
③13:01発18:25着 (旭川乗り換え)
④17:44発22:57着 (直通)
- メリット
- 5時間ただ座っているだけでいい。
- 大自然の車窓を楽しめる。
〇飛行機ルート
- 運行会社:ANA(全日空)のみ
- 料金:羽田~稚内 (直行便) 約15,370円(スーパーバリュー75)~50,070円(直前価格)
羽田~稚内 (乗継便) 約22,210円(バリュートランジット28)~45,110円(直前価格)
千歳~稚内 約 7,870円(スーパーバリュー75)~24,570円(直前価格) - 本数:羽田~稚内の直行便は1日1便(1往復)
千歳~稚内は1日2便 (2往復) - 所要時間:羽田~稚内 (直行便) 約2時間
羽田~稚内 (乗継便) 約3時間~3.5時間
千歳~稚内 約60分
行き(羽田発稚内着)の飛行機の時刻表 (2022/12/18時点)
①08:00発11:20着 (乗継便)
②10:45発12:40着 (直行便)
③13:00発16:35着 (乗継便)
行き(千歳発稚内着)の飛行機の時刻表 (2022/12/18時点)
①10:20発11:20着
②15:35発16:35着
帰り(稚内発羽田着)の飛行機の時刻表 (2022/12/18時点)
①11:50発15:10着 (乗継便)
②13:20発15:20着 (直行便)
③17:05発20:10着 (乗継便)
帰り(稚内発北海道着)の飛行機の時刻表 (2022/12/18時点)
①11:50発12:50着
②17:05発18:05着
- デメリット
- 空港からのアクセスが悪い
- 周辺には何もないので、レンタカーもしくはバスで市街地に出る必要がある。
おすすめルートは?
・飛行機ルートです。
理由①:電車と同じ価格にもかかわらず、早く行けるから
飛行機をオススメする一番の理由は、電車と比較して圧倒的に早く行けるから。
早割りを利用すれば、千歳からも電車と同じ価格で行けますし、羽田からであれば、飛行機一択です。
理由②:プロペラ機に乗れるかも!?
千歳~稚内間は飛行距離が短いため、プロペラ機(=通称ボンQ)で運航している場合があります。
普段ではなかなか乗る機会がないプロペラ機にも乗れる可能性があり、いつものフライトとは一味違う楽しみ方ができます。
*プロペラ機への乗り継ぎ時は、手荷物制限がジェット機より厳しくなるので、事前に機内に持ち込めるか確認をしておく必要があります。
稚内の観光スポット
教科書等で見たことはあるであろう宗谷岬。
まさに日本最北端の地です。
目の前には大海原が見え、天気がよいと樺太まで見れるので、ぜひ天気のいい日に行ってみてください。
- 行き方
- 稚内駅より、車で35分(無料駐車場あり)
- お土産屋もあります。
稚内といえば宗谷岬に続き有名ですが、イルカ像がいるノシャップ岬。
近くには水族館と科学館もあります。
また天気がよく夕時に来れば、きれいなサンセットも見れます。
稚内といえば、オロロンライン!
ただひたすら一直線の道路。ドライブコースにはもってこいの場所です。
稚内の名産である“ホタテ”の貝殻を砕いて敷き詰めてできた道です。
最近SNSでも人気となっていきている場所です。
車でも通行可能ですが、スタート地点とゴール地点がちゃんと決まっているので、守って通行しましょう。
また近くに風車が密集したウインドファームもありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
稚内から少し距離がありますが、全国でも珍しい油分を含んだ温泉です。
泉質は、
含よう素-ナトリウム-塩化物温泉(高張性弱アルカリ性温泉)
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(高張性弱アルカリ性低温泉)
の2種類であり、乾癬やアトピー性皮膚炎、美肌に効果があります!
- 行き方
- 料金
- 大人510円/中学生250円/65歳以上:300円
- 時間
- 定休日
- 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は営業、翌日の水曜日をお休み)
海が展望できる露天温泉。
日本海に浮かぶ利尻・礼文の島影や黄金色に輝くサンセットなど雄大な自然を満喫できます。
またサウナもあるので、利尻富士を拝みながら整うこともできる最高の場所です。
日本最北端の温泉でもあるので、入浴証明書も100円で売っています。
日本最北端の駅です。きれいな駅で、お土産屋や映画館、食事処が併設されております。
また食事処の夢広場ではタコしゃぶや海鮮物が食べられます。
日本最北端の無人駅です。
大正時代に建てられた駅舎で、今ではなかなか見られないレトロ感満載です。
ただ近年廃駅にする話が何度も出てきており、可能であればこのまま保存をしてほしい駅だなと思います。
- 行き方
- 稚内駅より、電車18分、車20分(無料駐車場あり)
稚内駅から近いところにある防波堤ドームと案内標識。
防波堤ドームは様々なCMや映画の撮影で使われている場所であり、古代ローマ建築物のような造りで面白いです。
また案内標識もよく見てみるとロシア語の併記があり、ちょっと違和感を感じられるのも、稚内ならではです。
樺太や南極観測で知られる犬ぞりの訓練地にもなった場所から、樺太犬にまつわる記念碑をはじめとして、稚内市内の展望できます。
また、夜景は「日本夜景遺産」にも登録されています。
西篠 稚内店
北海道の北部に展開する地元ショッピング施設です。
ここでは刺身をはじめウニ等も買うことができ、またご当地のお菓子等も買えるので、自分でご飯を手配する際におすすめです。
いろいろな方が訪れたのだろうか、店内にサインがたくさんあり、ウニがおいしかったお寿司屋です。
開店しているかはのれんでしか判断できず、おそるおそる開けてみると、予約の有無を確認されました。
私は予約をしていなかったのですが、独り身だったことからも急いで席を用意してもらい至れり尽くせりでした。
上寿司になります2022/5月時点のメニューです- 行き方
- 稚内駅より、車5分(駐車場なし)
- 南稚内駅より、徒歩5分
稚内本店の回転寿司。
回転しているけども、メニューを書いて店員に渡すと、その場で握ってできたてをいただけます。
回転寿司にも関わらず、ネタはとてもよく、コスパはとても良いかと思います。
稚内の宿
数あるホテルの中から、よさげなホテルを4点ピックアップしましたので、旅行にあわせてチョイスをするのがよいかもしれません。
前身は「ANAクラウンプラザホテル稚内」であり、2019年に名称変更がされて現在の名前です。
昔からあるホテルで年期はあるものの、造りはしっかりとしており、豪勢です。
稚内駅近くということもあり、稚内の市内一面と宗谷湾が眺められます。
こちらも駅近の共立リゾート系のドーミーイン。
共立リゾート系ということで安心感があり、かつ天然温泉にも疲れるホテル。
稚内は日本最北端の地ということで、寒いですので、温泉が体にしみわたります。
駅から離れているので少しアクセスが悪いですが、厳かなホテルです。
稚内はホテルの外観を見ると古びているのですが、このホテルはきれいで稚内に着いてからは行ってみたいと思いました。
プラチナカードのコンシェルジュにおすすめもされていたのですが、予算が合わず断念してしまいましたが、少し後悔💦
普通のビジネスホテルです。
ただ南稚内駅ということで値段が少し安いにも関わらず、コンビニや飲食店が近くにあるので、寝泊まりするだけであれば、困らないです。
(窓の向こうの真隣が警察署ということもあり、何かあった際は助かったりもしますし、変なことが起こらないです笑)
また禁煙室がないと記載がありましたが、特段タバコのにおいは感じませんでした。
ホテルの内装稚内の交通手段
稚内の駅前だけであったり、利尻島へ行くとかだけであれば、なんとかと観光できます。
しかし、観光を満喫するにはレンタカーを借りることをお勧めします。
レンタカー、レンタバイク
稚内一体を観光するとなると、稚内だけでも広く、特にノシャップ岬と宗谷岬両方を行くとなると車が必須です。
カーナビで設定すると大幅に時間が変わるので、google mapを参照しつつ、周りの交通事情に合わせてください。。(とてつもなく広いので、注意です。)
またレンタバイクもあるかと思いますが、寒いのであまりお勧めはしないです。
バス、タクシー
バス、タクシーもありますが、バスは本数が少ないので観光スポットがかなり絞られてしまいます。
空港⇔市内へのバスは連携しているので、あまり困ることはありません。
しかし、観光場所となると急に本数が少なくなるので、注意が必要です。
温泉前のバス停なので、これでも本数はあるほうです。またタクシーはありますが、移動距離がどうしても長距離となってしまうので、交通費が高額となってしまうので、おすすめはしません。
稚内の天候
都心に比べて、温暖なものの冬は10℃になるので、行く季節に合わせて調整が必要です。
また年間通して、降水量が多いので雨具が必要です。
(1日晴天の日は、年8回程度しかないほど天候が不安定です。)
1~3月:-4.7~-1℃で、厚手のコート、セーター手袋、マフラーが必要。
4~6月:4.4~12.7℃で、コートやセーター等温度調節ができるようにしておく必要がある。本州でいう冬 の服装ですね。
7~9月:16.8~19.6℃で、日中は半そで。朝・夕は涼しいのでカーディガン
10~12月:-2.3℃~11.1℃で、10月までは暖かい日が多いものの、11月からは一気に気温が下がり、厚手のコート、セーター手袋、マフラーが必要。
【参考】SFC修行のまとめ
3,4レグ目として、稚内を選択しました。
理由は、
- 1度は行ってみたかったから。
- 1区間1,000pp増額キャンペーンであったので、バリュートランジットで普段いけないところへ行ってみたかったから。
- 泊まるとクーポンでプラスになるという激熱のキャンペーンをやっていたから。
「さいほく春々旅」
以下、今回のSFC修行での過程を記載しております。
〇3,4レグ目
41,620円=20,110円 (行き:バリュートランジット28)+21,510円 (帰り:バリュートランジット28)
〇プレミアムポイント
6,842pp={765pp (羽田~千歳)+256pp (千歳~稚内)+200pp (羽田~千歳~稚内の搭乗ポイント)*2) + 1,000pp (ボーナスpp)*2区間)}*2(行き、帰り)
実はここで私は赤字の2倍を計算から漏れてしまい、400pp低く算出していました。皆様もバリュートランジットするときは、2回に分けてシミュレーターを操作してください。
〇PP単価
6.08 pp/円 (行き:5.88 pp/円、帰り:6.29 pp/円)
〇宿代 (2泊3日ご飯なし)
- 手出し6,000円
(3,000円*2泊分クーポン利用, 別途3,000円*2泊分クーポン付与+6,000円(そら得クーポン)の計12,000円クーポン付与。⇒レンタカーやご飯に充てました。)
- トータル
- 航空券代
- 66,600円=41,620円+25,040円 (1,2レグ費用)
- 総pp
- 10,172 pp (6,842 pp+3,330 pp (1,2レグ分)) /50,000 pp
- pp単価平均 (総pp/航空券代)
- 総額 (航空券代+宿代)
- 77,760円=41,620円 (航空券代)+6,000円 (宿代)+30,140円(1,2レグ総費用)
↓SFC修行の全工程を記載しておりますので、よかったらご覧ください。
<1日目>
とにかく費用は抑えつつも旅行をしたいので、13:00羽田発16:35稚内着 (乗継便)で向かいました。
千歳に着くと、機内アナウンスにて「稚内へ乗り継ぎの方は、グランドスタッフへお声がけください」とのこと。
そこで、グランドスタッフに声をかけると、航空券のチェックのもと千歳空港の制限エリア内へ移動。
その先には、これから乗るボンバルディアとその電光掲示板が!ボンバルディアは意外と小さいんだなと驚きました。
その後、ボーディングタイムとなり、twitterのフォロワーさんより搭乗がユニークとお聞きしていたので、いざ行ってみるとたしかに独特で思わず写真を撮ってしまいました。
またピッチやシートも普段と異なり、新鮮味のあるフライトでした。
そしてなんといってもプロペラ機の醍醐味は、プロペラと空とのコラボレーション!
あっという間に到着して、荷物室に向かうとそこにはなんとアザラシさんがいました笑
その後はバスに乗り、宿のニューチコウに到着。
宿にて12,000円分のクーポンをもらって、ひな寿司へ行き、お寿司を食べてこの日の活動は終了。
<2日目>
日本最北端の無人駅である抜海駅を目指して、南稚内駅へ。
電車の内部はいかにも古そうな感じで、都心ではなかなか見られないレトロ感がありました。
そして電車に乗りこんでから、15分程度するとそこには日本最北端の無人駅「抜海駅」が!
1924年開業当時に建てられた大正建築のままとは思えないほど駅舎はきれいであり、レトロ感がありました。
また存続の危機に瀕しており、駅舎には存続の署名台帳がありましたので、名前を添えさせていただきました。
時刻表にも記載の通り、帰りの便は1時間後なので、周辺を散策です。10分くらい歩くと風車が見え、利尻礼文サロベツ国立公園が目の前いっぱいに広がります。
晴れていれば、利尻島が見えたのですが、あいにく天気で見えず、残念。。
帰りは電車に乗り、そのまま最北端の駅、稚内へ。
降りる際に、乗車券無効の印を押してもらえれば切符をもらうことができたはずなのに忘れてしまい、残念。
そしてお昼時なので、稚内名物のタコしゃぶをおいしくいただきました。
最終日の3日目しかレンタカーを借りていないので、このまま歩いてノシャップ岬⇒童夢温泉まで行くことにしました。(絶対にお勧めしません笑)
通り道には、ロシア語が書かれた看板や防波堤がありました。この防波堤はCM等でも利用されているみたいです。
さらに進むこと20~30分、なんと公園に野生のシカが!(これぞ北海道クオリティ?)
もうさらに20~30分進むと、第一目的地のノシャップ岬です。
今度はそこからさらに45分、左手に自衛隊基地を見ながら歩き続けて最終目的地の童夢温泉に着きました。
日本最北端の温泉ということもあり、施設内では証明書が100円で売られています。
この温泉の一番の醍醐味は、サンセットを見つつ温泉に入れることです。
北海道の寒い地域で暖かい温泉につかりながら、海とサンセットが見れるのはこの上ない極上空間でした。
帰りは湯冷めをするといけないので、そのままバスの時間に合わせて退出し、バスでホテルまで向かい、2日目が終了です。
<3日目>
3日目はフライトが17:10ということで、時間を有効に使うためにも稚内駅前でレンタカーを借りました。
せっかく稚内に来たので、かの有名はオロロンラインを行ってみたく、まずは稚内公園⇒オロロンラインに行きました。
稚内公園は高台に位置するので、稚内市内を見渡すことができました。(天気は相変わらずですが。。)
その後はオロロンラインに向け、ノシャップ岬を経由して向かいました。
東側はどんよりした天気なのにも関わらず、西側はなんと快晴!
そしてオロロンラインの特徴のまっすぐな直線道路はすごく開放感と風車の大迫力がありました。
ここまで来て時間にかなりの余裕があったので、一足のばして豊富温泉へ!
(ガイドマップで初めて知ったのですが、全国でも珍しい石油の源泉であり、興味が惹かれました。)
車を走らせること約1時間、無事に到着しました。
温泉施設はこじんまりとしているのですが、面白い注意書きがありました。石油の温泉なので、長時間の入浴は避けるようにと。(写真を撮り忘れたのが残念です。)
温泉好きでもある私ですが、浴場には油が浮いており、浴場全体が石油の匂いがしており、長くいると呼吸がしづらいといった、すべてにおいて初めての体験でした。
今度は石油由来の温泉を探してみたいなと思いました。
今度は白い道に行くべくため、また車を1時間程度走らせますが天気はどんよりした感じに。。。。
白い道は車で通ることができますが、貝殻から成っているので、サスペンションが良い車でないとめちゃくちゃ揺れます💦
また一本道であるので、対向車が来てしまった場合は広い場所で離合するなど、車をあまり乗っていない人には少し難しいかなと思いました。
(ルールで車で通過する場合は、スタート地点からとなっているのですが、まれに逆走する車がいます💦)
(もちろん駐車場に停めて歩くこともできますが、ちょっとだけ歩いてみたいだけであれば、google mapだとゴール地点のほうに駐車してから歩くほうが良いかと思います。
観光バス等は通れないので、ゴール地点のほうにいます。)
相変わらずの天気で、風車は全然見えず。。。残念。。その後は、宗谷岬へ!
5月末にも関わらず、気温は8.2℃。寒すぎます。。。同じ日本とは思えない気温でした。
天気が良いと樺太が見えるのですが、天気が悪く見えなかったです。
このお土産屋では、100円で日本最北端到着証明書がいただけるので、記念にほしい方はぜひ!
その後は時間調整とクーポン消化のため、最後にウニを食べたいと思い、花いちもんめへ。
回転ずしで1貫478円と高価でしたが、非常においしく良い締めくくりとなりました。
最後に
稚内は、名前は知っているもののなかなか行ったことがない場所だと思います。確かに観光する場所はあまりないのですが、北海道の札幌等とはまた違った大自然を楽しめるので、一生に一度は訪れてみてもよいかもしれません。
特に料理はどれも絶品で、夏であれば天気がよければ非常に過ごしやすい気候になるかと思います。
次回は、沖縄 那覇です!